- 惣菜続きで栄養バランスは大丈夫かな…
- 家族に手抜きって思われてないかな…
- 惣菜を頻繁に食卓に出すのは気が引ける…
仕事と家事・育児に追われる毎日、夕食作りは特に負担が大きいですよね。特に共働き家庭では、惣菜に頼ることが多いのではないでしょうか。
でも、惣菜ばかりで手作りしていないことに罪悪感を抱えていませんか?
この記事では、惣菜ばかりで家族に引け目を感じているあなたへ、惣菜の上手な活用方法から、惣菜に頼らなくてもカンタンに夕食を準備できる方法までご紹介します。
この記事の内容を実践すれば、夕食作りにかかる時間が短縮できる上に、惣菜を買ってしまうことへの罪悪感を軽減できます。
チェックポイント
最近の惣菜はバラエティに富んでおり、上手に活用することで夕食のワンパターン化を防ぐことが可能です。
惣菜ばかりで後ろめたさを感じるのならば、食材宅配や時短家電などを有効活用しましょう。短時間で夕食を手作りすることができます。
共働き主婦は1日6時間33分も家事関連時間に費やしている
→ 出典:総務省統計局 統計Today No.190 我が国における家事関連時間の男女の差~生活時間からみたジェンダーギャップ~
総務省の調査によると、共働き主婦の1日の平均「家事関連」時間は6時間33分。そのうち育児や介護を除いた「家事」が占める割合は平均2時間37分となっています。
共働き世帯が増加する中、毎日の夕食作りは多くの家庭にとって悩みの種。特に子育て中の主婦ならば、仕事、家事、育児と時間に追われ、夕食作りに十分な時間を割けないのが現実です。
時間に追われながら、栄養バランスも考え、家族みんなが喜んでくれる食事を作るのは至難の業ですよね。
惣菜は強い味方!賢く活用すれば時間と心に余裕が生まれる
「でもやっぱり、惣菜ばかりは気が引ける…」という声が聞こえてきそうですね。確かに、栄養面や経済面で気になる点もあるかもしれません。
そこで、惣菜のメリット・デメリットを改めて整理してみましょう。
惣菜のメリット・デメリット
メリット |
時間の節約になる |
献立を考える手間が省ける |
調理のスキルがなくてもOK |
様々な種類を楽しめる |
デメリット |
栄養バランスが偏りがち |
添加物が気になる場合がある |
手作りに比べて費用がかかる |
飽きやすい |
惣菜を賢く活用するポイント
デメリットを踏まえ、以下のポイントを押さえれば、惣菜は強い味方になります!
- 栄養バランス
- 主菜が揚げ物の日は、副菜に野菜を追加するなど意識してバランスを取る
- 添加物
- 原材料表示をチェックし、気になるものは避ける
- 費用
- スーパーの割引時間帯を狙う、手作りと組み合わせるなど工夫する
- 飽き
- アレンジレシピを活用したり、色々なお店を試したりしてマンネリ化を防ぐ
簡単&時短になるオススメの惣菜活用術3選
惣菜を活用すれば、夕食作りが簡単になり時短もできます。手作りにこだわらなくてもいいんです。上手に惣菜を活用する方法を3つご紹介します。
- スーパーの惣菜コーナーをフル活用
- 24時間営業のコンビニは強い味方
- お取り寄せ・宅配サービスを利用する
スーパーの惣菜コーナーをフル活用
スーパーの惣菜コーナーは、揚げ物からサラダまでバラエティに富んだ惣菜が手に入ります。栄養バランスを考えて野菜たっぷりのおかずを選ぶようにしましょう。
仕事終わりに買い物に行けば、割引で安くなった惣菜をおトクに購入可能です。
- 夕方以降の割引でおトクに購入
- 揚げ物だけでなくサラダや和え物など野菜メインのお惣菜もプラスする
- いろいろなスーパーで購入することでマンネリ化防止
24時間営業のコンビニは強い味方
24時間営業のコンビニは、仕事が遅くなった日の強い味方です。時間が遅すぎてスーパーの惣菜が売り切れてしまった時でも安心。
レジ前のチキンやパック入りの惣菜だけでなく、真空パックや冷凍惣菜も充実しています。
- 忙しい時や仕事が遅くなった時にいつでも開いているので便利
- 健康志向のお惣菜も増えてきている
- 真空パックや冷凍おかずの種類も豊富
お取り寄せ・宅配サービスを利用する
本格的な味わいの惣菜が食べたいなら、お取り寄せや宅配サービスを利用してみましょう。お取り寄せグルメは素材にこだわっているものが多く、自宅でカンタンに贅沢な気分が味わえます。
宅配サービスは栄養バランスがしっかり考えられたものが多く、カンタンな調理で完成するものが多いです。少し手作りしたいならば取り入れてみましょう。
- 外食するよりも経済的で、本格的な味が楽しめる
- 栄養バランスに配慮したメニューも多く、健康面も安心
- ふるさと納税の返礼品なら、地域の特産品がおトクに手に入る
ふるさと納税を利用すれば、おトクに高級食材が楽しめます。温めるだけで食べられる特産品のハンバーグやうなぎのかば焼きなど、たくさんの返礼品から選択可能です。
食材宅配で献立を考える手間も時短!メリット&デメリット
惣菜と並んで、共働き家庭の強い味方となるのが「食材宅配サービス」。
「献立を考えるのが面倒」「買い物に行く時間がない」そんな悩みを解決してくれる、まさに強い味方です。もちろん、調理の手間もかかりません。
食材宅配サービスのメリット・デメリット
メリット |
献立を考える手間が省ける |
買い物に行く時間・労力の削減 |
新鮮な食材が届く |
栄養バランスの取れたメニューが多い |
デメリット |
自分で食材を選べない場合がある |
不在時に受け取りの手間がかかる |
スーパーで購入するより費用がかかる場合がある |
メニューがマンネリ化する可能性がある |
共働き家庭に嬉しい!食材宅配サービス4つのメリット
食材宅配サービスにはデメリットもありますが、共働き家庭にとってメリットの方が大きいと言えるでしょう。
- 献立を考える手間が省ける
- 下処理済みの食材とレシピが届くので、献立を考える手間が省け、簡単に調理できます。
- 買い物に行く時間・労力の削減
- 注文した食材が自宅に配達されるので、買い物の時間を削減できます。
- 新鮮な食材が届く
- 産地や品質管理にこだわった食材を扱っているサービスが多いです。
- 栄養バランスの取れたメニューが多い
- 管理栄養士監修のメニューなど、栄養バランスが考えられたメニューが豊富です。
共働き家庭にピッタリな食材宅配サービス5選
数ある食材宅配サービスの中から、共働き家庭にピッタリなサービスを5つご紹介します。
サービス名 | おすすめポイント | レビュー |
オイシックス | 農薬や化学肥料を極力使わない野菜など、安心安全な食材にこだわりたい方におすすめ。 20分で主菜と副菜が作れるミールキット「Kit Oisix」も人気。 | 詳細を見る |
ヨシケイ | 毎日違ったメニューを楽しみたい方におすすめ。 和食、洋食、中華など、バリエーション豊かなメニューが揃っています。 | 詳細を見る |
らでぃっしゅぼーや | 野菜本来の味を楽しみたい方におすすめ。 農薬や化学肥料を極力使わない、旬の野菜が魅力です。 おかず1品作れるミールキットなどの取り扱いもあります。 | 詳細を見る |
【あっ!とごはん】 | 主菜と副菜が15分で作れるミールキット。 食材カット済み、主菜の合わせ調味料付きで、調理の手間をとことん省いています。 | 詳細を見る |
わんまいる | 湯せんや流水解凍で最短5分で仕上がる冷凍おかず。賞味期限が長いのがうれしい。 1食あたり主菜と副菜2品で栄養バランスもバッチリです。 | 詳細を見る |
ご紹介した食材宅配サービスは、すべてお試しセットがあります。興味があれば、ぜひ一度試してみてくださいね!
忙しくてもカンタン!平日をラクにする作り置きレシピ
「週末は少し時間があるから、手作りに挑戦したい!」そんなあなたには、作り置きレシピがオススメです。
作り置きおかずがあれば、平日の夕食作りは劇的にラクになります。無駄な添加物が入っておらず、野菜たっぷりの栄養満点な食事が食べられます。
作り置きのメニューはなるべく手間いらずで作れるものにしましょう。せっかくの休みの日が1日中おかず作りになってしまっては台無しです。
食材を無駄なく購入すれば、食費の節約も可能です。
忙しくてもカンタンにできる作り置きレシピを3つご紹介します。
レンジで簡単!鶏むね肉と野菜の蒸し料理
材料を切ってレンチンで完成するとても楽チンなおかずです。
- 材料:鶏むね肉 1枚、お好みの野菜(キャベツ、ブロッコリー、人参など)適量、塩コショウ 少々
- 作り方:鶏むね肉と野菜を食べやすい大きさに切り、耐熱容器に入れる。塩コショウで調味し、ふんわりラップをしてレンジで加熱する(600Wで5~7分程度)。
混ぜるだけ!ひじきと大豆の煮もの
定番のひじきと大豆の煮物は、冷蔵庫にあると安心。そのまま食べても、ご飯に混ぜ込んでおにぎりにしてもおいしいです。
- 材料:乾燥ひじき 1袋、大豆の水煮 1缶、人参 1/2本、ささがきごぼう 1袋、こんにゃく 1枚、だし汁 2カップ、醤油 大さじ2、砂糖 大さじ1、みりん 大さじ1
- 作り方:ひじきは水で戻しておく。人参は千切り、こんにゃくは食べやすい大きさに切る。鍋にだし汁、醤油、砂糖、みりんを入れ、ひじき、大豆、人参、ごぼう、こんにゃくを加えて煮込む。
キャベツの塩昆布和え
ちょっとした副菜が欲しい時に役立つメニューです。味付けが塩昆布だけで決まるので楽チン。
- 材料:キャベツ 1/4玉、塩昆布 1/2袋、ごま油 適量、いりごま 適量
- 作り方:キャベツは適当な大きさに切って耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをしてレンジ加熱。粗熱が取れたら水気を絞り、塩昆布、ごま油を加えて混ぜる。最後にいりごまを振って仕上げる。
テイクアウトや外食でたまには息抜きも大切
毎日頑張りすぎて疲れてしまった時は、無理せずテイクアウトや外食を利用しましょう。たまにはプロの味を楽しむのも、良い気分転換になりますよ。
ファミレスなどのお店を選べば、小さな子どもに優しい配慮がされていて、子連れでも安心して外食できます。
- ファミレス: メニューが豊富で、子どもから大人まで楽しめます。キッズチェアが用意されていて安心。
- 回転寿司: 回転寿司は子どもも大喜び!子どもが喜ぶ景品もあり、楽しい工夫がいっぱいです。
- 宅配ピザ: 家まで届けてくれるので、お店に行く必要がありません。食べるだけでよいので楽チン。
家事の時短テクニックと便利家電で負担を減らそう
家事の負担を減らすことは、心に余裕を生み出すことにも繋がります。料理以外の家事も時短していきましょう。
ここでは、家事の時短に役立つテクニックと家電をご紹介します。
家事の時短に役立つ4つのテクニック
家事を時短するには、ちょっとした工夫と家族の協力が大切です。ひとりで頑張りすぎないようにしましょう。
- 食器洗いを減らす
- ワンプレートで食事を済ませる、使い捨て容器を活用する
- まとめて調理
- カレーやシチューなど、一度にたくさん作れる料理を作る
- 掃除の時間を決める
- 1日15分など、短時間でも毎日掃除する時間を決める
- 家族で分担する
- 家事分担表を作り、夫や子どもにもできる家事を分担する
家事の時短家電オススメ3選
家事を時短してラクにするためには、便利な家電を活用することも視野に入れましょう。家電に任せられることを自分でする必要はありません。
これら3種類の家電が導入できれば、かなりの作業を効率化できます。
- 食洗機: 食器洗いの負担を大幅に削減できる
- ロボット掃除機: 留守中に掃除してくれるので、時間の有効活用が可能
- 電気調理鍋: 材料を入れてボタンを押すだけで、ほったらかしで料理が完成
惣菜への罪悪感を手放し、完璧を求めすぎなければ毎日が楽しくなる
毎日仕事や家事・育児に忙しい共働き家庭にとって、毎日の食事作りは大変な作業。
疲れて惣菜を買うことが多くなると、「惣菜ばかりで申し訳ない…」そんな風に感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、完璧を求めすぎないことが大切です。罪悪感を感じる必要は全くありません。
夕食作りをカンタンにし、時短もできる惣菜の活用術は以下の通りです。
- スーパーの惣菜コーナーをフル活用
- 24時間営業のコンビニは強い味方
- お取り寄せ・宅配サービスを利用する
どうしても惣菜を温めるだけでは後ろめたい…という人には、食材宅配サービスがオススメです。自分で調理するため、手作りしてないという罪悪感を軽減可能です。
惣菜や食材宅配サービス、時短家電を上手く活用することで、自分自身がゆっくりできる時間が取れるだけでなく、子どもとの時間を確保することにもつながります。
毎日疲れてイライラしているお母さんより、少々ご飯は手抜きでも楽しいお母さんの方が子どもにとってもうれしいはず。
家事をラクにする便利なアイテムやサービスを活用して毎日を笑顔で過ごしましょう!