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家事の悩み

【共働き夫婦】夫が「ずるい」と感じる理由と家事育児の不公平感を解消する方法8選

  • 共働きなのに、毎日自分ばかり家事をしている…
  • 夫は休みの日は昼過ぎまで起きてこない…
  • 学校行事や子どもの体調が悪い時、対応するのはいつも自分…

共働き家庭で「夫がずるい」と感じる瞬間は、多くの主婦にとって日常茶飯事かもしれません。共働きといえども、妻にばかり負担がかかる場面が多く、夫はのびのびしているように感じることも。

この不公平感が夫への不満につながり、後々夫婦の大きな問題になってしまうことがあります。特に、子どもがいる家庭では、仕事と家庭のバランスを取るのが一層難しく、夫の協力が不可欠です。

この記事では、共働き主婦が夫に対してずるいと感じる原因を深掘りし、不満を解消する方法を提案します。

チェックポイント

家事や育児の役割分担は定期的に見直しましょう。夫婦間のコミュニケーションをしっかり取ることが大事です。

家事が大変な場合は外部サービスを活用することも視野に入れましょう。お互いの負担を減らすことが夫へのイライラを軽減することにつながります。

夫が「ずるい」と感じる原因

ソファーでスマホを見る夫にイライラする妻の画像

夫が「ずるい」と感じる原因は以下の通りです。

  • 家事・育児の負担が妻側に偏っている
  • 夫の自由時間が多い
  • 感謝やねぎらいの言葉がない

内閣府によると、共働き世帯は年々増加しており、共働き世帯数と専業主婦世帯数の差はどんどん拡大しています。

→参考:内閣府 男女共同参画局 共働き等世帯数の推移

(共働き世帯の増加)

昭和55(1980)年以降,夫婦共に雇用者の共働き世帯は年々増加し,平成9(1997)年以降は共働き世帯数が男性雇用者と無業の妻から成る世帯数を上回っており,特に平成24(2012)年頃からその差は急速に拡大している。令和元(2019)年には,雇用者の共働き世帯が1,245万世帯,男性雇用者と無業の妻から成る世帯が582万世帯となっている(I-特-11図)。

→参考:内閣府 男女共同参画局 男女共同参画白書令和2年版

また、6歳未満の小さな子どもを持つ夫の家事・育児の状況の調査結果では、妻が仕事をしている、していないに関わらず夫の関わりが薄いと報告がされています。

→参考:内閣府 男女共同参画局 6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連行動者率

(小さな子供のいる夫婦の家事・育児の実施状況)

6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児の実施状況を,1日当たりの行動者率2で見ると,「家事」については,妻・夫共に有業(共働き)の世帯で約8割,夫が有業で妻が無業の世帯で約9割の夫が行っておらず,「育児」については,妻の就業状態にかかわらず,約7割の夫が行っていない(I-特-9図)。

→参考:内閣府 男女共同参画局 男女共同参画白書令和2年版

家事・育児の負担が妻側に偏っている

  • 家事の負担が不平等
  • 家事は妻の仕事という無意識の偏見

共働きであっても、家事や育児の負担が妻に偏ることが多いことが、夫がずるいと感じる理由のひとつです。

妻は仕事が忙しくても定時に帰ってきて、夕食の準備、子供の宿題の手伝い、掃除、洗濯といったタスクを毎日こなします。

その一方で夫は独身時代のままの働き方で夜遅くまで残業し、平日はほぼ妻がワンオペ状態になっている家庭が多いのではないでしょうか。

多くの家庭で、いまだに伝統的な性別役割分担の影響が残っており、無意識のうちに「家事は妻の仕事」と思っている人が多い印象です。

共働きで料理がしんどいと考える女性は多くなっています。負担を和らげるためにも対策が必要です。

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夫の自由時間が多い

  • 自由時間の不均衡
  • 休息の不公平感

夫が趣味や友人との時間を楽しんでいる間に、妻が家事や育児に追われている状況も不満の原因です。夫は休日にゴルフに自由に出かけるのに、妻は一日中家事や子供の世話ばかりで自由な時間が取れないことが多いです。

子どもが小さいうちは特に目が離せません。妻が美容院にすら行く時間が取れないのに夫は自分の時間ばかり優先することで、どんどんイライラが募ってきます。

仕事の日でも妻が家事に追われているのに、夫が帰宅後にリラックスしていると「夫ばかりが休んでいる」と不公平感は増すばかりです。

感謝やねぎらいの言葉がない

  • ねぎらいの欠如
  • 妻が家事をやって当たり前と思われている

家事や育児を頑張っている妻に対し、夫からの感謝やねぎらいの言葉が不足していると、不公平感が強まります。妻が夕食を準備しても「ありがとう」の一言もない場合です。

 「やって当たり前」と思われることが妻のストレスを増加させます。努力が認められないと、家事に対するモチベーションが低下します。

夫の方が、「自分は仕事が大変だから」と、妻が家事をするのが当然で自分は家事をしなくてもいいと考えているならば問題です。

妻も仕事が大変なのは同じです。その上家事や育児まですべてこなさないといけないならば、過酷すぎていずれ倒れてしまいます。

共働き夫婦の不公平感を解消する8つの方法

アイデアがひらめいた女性の画像

共働き夫婦の不公平感を解消する方法を8つ紹介します。具体的なアクションを取り入れることが重要です。

  • 役割分担の見直し
  • コミュニケーションの強化
  • 夫の理解と協力を促す
  • お互いの自由時間が確保できるよう工夫する
  • 時短家電を導入する
  • 食材宅配サービスを利用
  • 外部サービスを活用
  • 感謝の気持ちを伝える

役割分担の見直し

家事分担表を作成し、定期的に見直していきましょう。

家事リストを作成し、各タスクを具体的に書き出します。例えば、毎日の朝食・夕食作り、買い物、掃除、子供の送り迎え、子どものお風呂入れ、洗濯などです。

「夫がずるい」と感じる家庭の場合、毎日の家事の全容やどのくらい時間がかかっているのか把握していない夫が多い傾向があります。きちんとリスト化してハッキリ分かるようにしておきます。

その後、各タスクを夫婦で話し合いながら分担します。公平な分担ができるように、バランスを考えて割り振ることが重要です。

  • ステップ1:各タスクをリストアップ
  • ステップ2:各タスクにかかる時間と頻度を記載
  • ステップ3:お互いのスケジュールを確認し、負担が均等になるように分担
  • ステップ4:定期的に分担表を見直し、必要に応じて調整

オススメの家事分担アプリは以下の3つです。うまく活用して家事を見える化しましょう。

家事分担表を作成した後は、定期的に見直しましょう。家事の負担について話し合う時間を設け、フィードバックすることで分担表が有効なものとなります。

お互いの感想や改善点を話し合い、必要に応じて役割分担を変更することで納得できるものに仕上げていくことが大事です。

コミュニケーションの強化

定期的に夫婦間で家事の分担について話し合う時間を持ちましょう。週末に1週間の振り返りと翌週の予定を共有します。家事や育児について負担に感じた点について意見を出し合い、改善点を話し合います。

1週間のタスクの達成状況を把握することで、家事がきちんと分担できているか確認可能です。なるべく公平になるように調整していきましょう。

話し合う内容の例

  • 今週の家事分担の評価
  • 来週の予定とタスクの割り振り
  • 子どもの予定や必要なサポート
  • お互いの体調やストレスの共有

日々の生活の中で感じたことや不満を溜め込まず、オープンに話す習慣をつけましょう。夕食後にお茶を飲みながら、軽い雑談として「今日はこんなことがあったよ」と話すだけでも、お互いの気持ちを理解しやすくなります。

相手が分かってくれるだろうと期待して、日々のちょっとした不満を表に出さないのはよくありません。言われないと気付かないものです。

夫の理解と協力を促す

夫婦間の家事・育児の負担の偏りを減らすためには、夫の家事・育児に対する理解と協力が必要になります。

夫に家事や育児の状況を分かってもらうためにとるべき行動は以下の通りです。

  • 家事や育児の具体的な状況を共有する
  • 家事・育児を一日交替してもらう

夫に対して家事や育児の具体的な状況を共有するために、一日のスケジュールを詳細に記録し、見せることが効果的です。妻がどのような家事をどのくらいの時間をかけて行っているのかを具体的に伝えることで、夫も負担の大きさを理解しやすくなります。

週末や休日に、一日中夫に家事や育児を担当してもらうことで、実際の大変さを体感してもらうことも重要です。

お互いの自由時間が確保できるよう工夫する

夫婦間の家事や育児の不公平感を解消するためには、お互いの自由時間が確保できることが大切です。毎日家事や育児に追われていては、精神的に疲れてしまいます。

お互いの自由時間を確保するために、具体的にスケジュールを組んでみましょう。ひとりの時間を持つことで日ごろの疲れがリセットできます。

例えば、土曜日は夫が子供の世話を担当し、妻が自由時間を過ごす日とし、日曜日はその逆にすることで、お互いにリラックスできる時間を確保します。

時短家電を導入する

鍋で煮られている豚の角煮の画像

時短家電を導入すれば、家事を効率化できます。お互いの家事に対する負担が減るのでオススメです。

自分の手をかけなくてよいところはとことん機械に頼りましょう。効率よく家事ができます。

どうしても夫に時間がなく、家事の分担が偏りがちな場合は、時短家電を上手に取り入れて家事にかける時間そのものを減らしましょう。導入すべき時短家電は以下の4つです。

  • 食洗器
  • ロボット掃除機
  • ドラム式洗濯機
  • 自動調理鍋

食洗器

食洗器を導入すれば、面倒な食後の食器洗いをする必要がなくなります。

ビルトイン食洗器だと鍋やフライパンなど大きなものが入って便利です。大がかりな工事が面倒ならば、卓上型の食洗器もあります。

商品名タイプ/サイズ特徴商品サイト
パナソニック
NP-45MD9S
ビルトイン型
62.7奥行き x 44.8幅 x 85.1高さ cm
食器点数48点
引き出し式
深鍋セット可能
詳細を見る
リンナイ
RSW-F402C-SV
ビルトイン型
56.4奥行き x 44.8幅 x 85.5高さ cm
食器点数56点
フロントオープンタイプ
上下2段構造
詳細を見る
パナソニック
NP-TA4-W
卓上型
34.4奥行き x 55幅 x 59.8高さ cm
食器点数40点
ボトルホルダーあり
フライパンも洗える
詳細を見る
シロカ
SS-MH351
卓上型
35奥行き x 55幅 x 50高さ cm
食器点数36点
付属バケツでの給水も可
27㎝の大皿も洗える
詳細を見る

ロボット掃除機

ロボット掃除機があれば、自分で掃除機をかけなくてよくなります。水拭きができるモデルも充実しており、いつも清潔な状態をキープ可能です。

タイマー機能搭載のモデルを選べば、留守中に床掃除が完了します。

水拭き兼用機種のオススメは以下の通りです。

商品名特徴商品サイト
ロボロック
S8 Pro Ultra
水拭きモップ自動洗浄・乾燥
障害物回避能力高い
スマホ連携機能
詳細を見る
ドリーミー
L20 Ultra Complete
水拭きモップ自動洗浄・乾燥
モップのリフトアップ・自動着脱機能
消耗品付属
スマホ連携機能
詳細を見る
iRobot
ルンバ コンボ j9+
本体天面にモップがリフトアップ
モップ手洗い必要
スマホ連携機能
詳細を見る

ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機を使えば、洗濯物を外に干す必要はありません。天気や時間を気にせず洗濯でき、ニオイが気になる部屋干しをしなくてよくなります。

商品名特徴商品サイト
パナソニック NA-LX129CL-W洗剤・漂白剤・柔軟剤自動投入
温水洗浄可能
スマホ連携可能
詳細を見る
日立
BD-SX120JL W
洗剤・柔軟剤自動投入
乾燥フィルターなし
スマホ連携可能
詳細を見る
東芝
TW-127XP2R(W)
洗剤・柔軟剤自動投入
温水洗浄可能
スマホ連携可能
詳細を見る

自動調理鍋

自動調理鍋は、鍋に食材と調味料を入れてスイッチを押すだけでおかずが1品作れる便利アイテムです。

時間がないと作れない煮物が自動調理鍋におまかせで調理できます。

商品名調理容量特徴商品サイト
パナソニック
オートクッカービストロ
NF-AC1000-K
2.4Lかき混ぜ×高火力×圧力
アプリメニュー数 約150種類
最大15時間の予約調理可能
詳細を見る
シャープ
ヘルシオ ホットクック
KN-HW24G-W
2.4Lかき混ぜ&火加減自動コントロール
アプリメニュー数400以上
最大15時間の予約調理可能
詳細を見る
ショップジャパン
クッキングプロ V2
2.1L加圧時間・火力・圧力調整すべて自動
内蔵メニュー数100種類
排気ボタンで強制減圧可能
最大12時間の予約調理
詳細を見る

食材宅配サービスを利用

オイシックス、ヨシケイ、あっとごはん、わんまいるのメニュー完成品画像

毎日の食事作りを時短できれば、家事の負担感はかなり軽減されます。食材宅配サービスを利用すれば、料理の時短ができるのでかなりラクです。

食材宅配サービスの中でもミールキットが充実しているものを活用すれば、人数分の食材とレシピが自宅に届くので、買い物の時間や食事を作る手間が省けます。

ミールキットの中でも食材がカットされているものを選べば、調理の時短も可能です。

レシピ通りに作ればよいので、普段料理をしない夫でもおいしい夕飯が作れます。夫に作ってもらえば、妻に偏りがちなご飯作りの負担が軽くなります。

食材宅配サービスは、食事作りに関する手間が省けるメリットがある反面、金銭面で手作りより割高になるというデメリットがあることを理解しておくことが大切です。

食材宅配のデメリットと上手に付き合う方法

食材カット済みのミールキット以外にもオススメの食材宅配サービスは多数あります。自分に合ったサービスを見つけて活用していきましょう。

あなたに合ったサービスが分かる!

外部サービスを活用

エプロン姿の女性2人の画像

ベビーシッターや家事代行サービスなどの外部サービスを定期的に利用することで、夫婦双方の負担を軽減可能です。

お互いの勤務形態や勤務時間によっては、公平に家事や育児の負担を割り振ることが難しいことがあります。家事や育児を外注化することで、仕事が休みの日はプロにまかせて、体を休めることができます。

せっかくの休みの日が家事で終わってしまったら、ストレスがたまる一方です。家事の外注化を視野に入れて、リフレッシュする機会を作りましょう。

サービス名内容料金利用時間対応エリア公式サイト
CaSy
(カジー)
掃除
料理
ハウスクリーニング
整理収納 など
1時間
2,790円~
(ハウスクリーニング・整理収納除く)
<掃除代行>
2時間以上30分単位
<料理代行>
3時間以上1時間単位
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・京都府・兵庫県・宮城県・福井県・愛知県
(業務によって異なる)
【CaSy】
タスカジ掃除
料理
整理収納
洗濯 など
1時間
1,500円~
3時間固定秋田県湯沢市・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・福岡県【タスカジ】

金銭的には負担感がありますが、定期的に家事代行サービスを利用することで、お互いに家事から解放されます。

夫婦だけでゆっくり過ごす時間が増えることで、お互いへの不満も軽減されるでしょう。長い目で見れば夫婦円満につながることも十分に考えられます。

感謝の気持ちを伝える

日々過ごす中で感謝の気持ちを言葉にする習慣をつけましょう。ちょっとした言葉掛けが、パートナーの不満を和らげます。

夫がゴミを出してくれたら「ありがとう」、妻が夕食を作ってくれたら「美味しかったよ」とお互いに伝えることが大切です。また、週末に「今週もお疲れさま」とお互いに声をかけ合う習慣を持つことも効果的です。

みかん
みかん

感謝の言葉があるだけで、日ごろの疲れも吹き飛ぶね

「夫がずるい」ならば夫に疲れたと伝えてコミュニケーションを取ろう

共働き家庭において、夫が「ずるい」と感じることは珍しくありません。しかし、具体的な解決策を実践することで、お互いの負担を減らし、家庭内のバランスを取ることができます。

共働き夫婦の不公平感を解消する8つの方法

  • 役割分担の見直し
  • コミュニケーションの強化
  • 夫の理解と協力を促す
  • お互いの自由時間が確保できるよう工夫する
  • 時短家電を導入する
  • 食材宅配サービスを利用
  • 外部サービスを活用
  • 感謝の気持ちを伝える

妻ばかり家事負担が多いならば、「疲れた」と声に出して夫に伝えましょう。夫が現状の家事や育児の負担を把握できていないことが多く、声に出さない限りなかなか伝わりません。

コミュニケーションを大切にし、お互い協力していくことが、円満な家庭生活への第一歩です。

夫婦が協力し合い、感謝の気持ちを持ち続けることで、より良い家庭環境を築いていきましょう。