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不登校

通信制高校生の息子が大学受験に失敗した3つの理由

通信制高校に通い始めてから笑顔も増え、気持ちも明るくなってきた息子。

空いている時間には予備校の自習室にも通って学習を進めてきました。

さて、肝心の大学受験はどうなったかというと…

『不合格』でした!

やはり、センター試験まで実質8か月程度で志望校に合格できるほど受験は甘くないよってことでした。

 

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大学受験に失敗した理由

大学受験をするにあたって、明らかに息子は出遅れていました。

受験に失敗した理由を親の視点から考えるとこの3点ではないかと思います。

  • ダメもとで大学受験
  • 切羽詰まっていない
  • 受験情報が不足していた

ダメもとで大学受験

今回は高3の1年間で中学生から高校生までの勉強をし直して大学受験の準備をするという、なかなかヘビーなものでした。

受験に失敗したも何も、明らかに実力不足だったので、これは仕方がありません。

いくつか個人で模試も受けていましたが、どこかの大学に合格できるような点数も取れていなかったので、息子との話し合いの結果、今年はもう割り切って一番行きたい大学のみ受験してみよう!ということになりました。

もう浪人前提です。

記念受験ですよ。

ということで、息子はエンジニアを目指しているようなので、情報工学系のある地元の国立大学のみ出願しました。

現役生でも地元ではトップレベルの子しか行けない大学なので、完全なる記念受験です。

来年も実力が追い付けば受験するかもしれないので、今年1回下見しとけば緊張もほぐれるだろうということで、試験を受けに行きました。

これで目標の大学に合格できればラッキーですが、そんな棚ボタが起こる余地もありませんでした。

切羽詰まっていない

受験生ともなれば、追い込みの時期になったら1日10時間勉強したとか、そういう噂もちらほら聞こえてきますが、いかんせん息子は通信制高校に通っていたこと、予備校に行っても他の学校の生徒と自習していた時間が違っていたこともあり、まわりに同じ境遇の受験生がほとんどいませんでした。

同じ状況で切磋琢磨する仲間がいないというのは、やはりモチベーションがなかなか上がらない原因なのではないでしょうか。

でも、そこは自分で選んだ道ですし、強い気持ちで自分を律して勉強しなければいけなかったのでしょうが、やはり楽な方向に流れてしまいますよね。

しかも、受験に向かっての学習の進み具合をチェックしてくれる先生もおらず、勉強も遅れていてあれもこれもやらないといけないのに、すべて自分で計画を立てて勉強しないといけない。

これは完全にキャパオーバーですよね。

 

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多分どこから手をつけていいか分からない状態だったから、先が見えない状態になってしまい、集中力も途切れがちで勉強もちょっとやったらすぐ休みたくなってしまっていたのではないでしょうか。

ゴールの見えない状態で勉強するってかなりツラいはずです。

それが勉強する時間が圧倒的に少ない状況を招いてしまい、切羽詰まって見えなかった理由ではないかなと思います。

受験情報が不足していた

高3にもなれば、周りの人たちが推薦でもう合格を決めていたり、私立、国公立を問わずどこを受験するか情報が流れてきたりしたものですが、そういう情報も入ってきにくい状況でした。

もう子どもが大きくなると、わたしたち親もそれぞれパートタイムなりフルタイムなり仕事についているので、幼稚園や小学校の時のように親同士が頻繁に会う時間もなくなってしまい、情報交換をすることも少なくなってしまっています。

通っていた通信制高校からも大学に進学する生徒は毎年一定数いたので、進路指導の先生や担任の先生に相談できればよかったのですが、なかなか積極的に先生たちと関わることができませんでした。

よっていつまでに出願とか、スケジュールなどの最低限の情報は国公立の場合は入ってきますが、自分の志望している大学のほかに、併願できる学校はどんなところがあるのか、私立大学の受験方法にはどういうものがあるのか、など詳しい情報を手に入れるのが難しかったです。

特に私立大学の受験方法はセンター試験を利用する方法、一般入試などいろいろなタイプがあり、それだけでもどのタイプで受験するのが一番いいのかもわからないのに、出願方法にしてもインターネット出願とか、わたしの時代にはなかったシステムがいろいろありすぎて、調べるだけでひと苦労です。

過去の傾向とか実際にどういう対応をしてきたのか、少しでもそういう情報を得られれば志望校選びにも役立ったのではないでしょうか。

まとめ

通信制高校から大学に進学するのはかなり努力しないと難しいことは事実です。

特に公立の通信制高校の場合は、大学進学を目標としている子たちがそもそも少ないので、本当にしっかり目標を持っていないと、すぐ自分が何をしたかったのか見失ってしまいがちになります。

しかし、通信制のいいところは自由な時間がたくさんあるということです。

自由な時間があるということは、高校の授業のスケジュールの枠にとらわれず、自分のやり方で好きなように勉強できるので強みになりますよね。

自力でできるほどまだ実力がついていないのならば、どこが理解できているのか、もっと勉強時間を割かなければいけないのはどこなのかをきちんと把握してくれ、アドバイスをくれるようなサポート体制のしっかりしている予備校や塾での勉強は必要でしょう。

これがビシッとハマれば、合格する可能性はグッとアップすると思います。

わたしたち親にできるのは、こんな勉強のやり方があるよ、こんな塾や予備校があるらしいよ、といろいろな選択肢を用意するだけですね。

選ぶのは子どもです。

親世代の古い価値観を押し付けるのはよくないんですよ。わたしが良かれと思って選んだものはだいたい息子には合ってないということにやっと気づきつつある今日この頃です。

 

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