北海道十勝地方はおいしい豚丼で有名なのは知っていますか?
牛丼みたいなつゆだくのものではなく、甘辛いたれで照りっと焼き上げた厚切りの豚肉をご飯の上にたっぷり乗せたどんぶりです。
友人が北海道みやげに買ってきてくれた1本のたれ。
『十勝 豚丼のたれ』
これ1本あれば、本場十勝の豚丼もチャチャッとカンタンに作ることができます。
この豚丼がジューシーでボリューミー!
すっかり気に入ってしまって、最初は豚丼を作るためにたれを買っていました。
しかし、よくよく考えると醤油と砂糖ベースのたれなので、和食にはほぼほぼ使えるんじゃないかってくらい実はどんな料理にもいけるんです。
どんな料理にも使えることに気づいてからのたれの消費量半端ないです。
たれ界のオールラウンダーですよ。
自分で調味料を混ぜる必要がなく、一発で味が決まるのもいいところです。
『十勝 豚丼のたれ』は甘辛い醤油味のたれ
『十勝 豚丼のたれ』は、1本275g、480gの2種類あります。
【原材料名】
醤油(国内製造)、砂糖、米発酵調味料、魚介エキス/ソルビトール、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦・さば・大豆を含む)
たれの見た目は少しトロッとしています。
味は砂糖の入った醤油味です。
とろみがあるので、お肉によくからみそうです。
焼いたお餅に付けて海苔巻いて食べたらおいしい、そんな味です。
エネルギーは100gあたり200kcalです。
↓十勝地方の銘菓『マルセイバターサンド』の記事はこちら
十勝風の豚丼を作ってみる
【材料(4人分)】
- 十勝 豚丼のたれ(275g入り) 5分の2本分
- 豚肉しょうが焼き用 400g
- たまねぎ(直径8㎝くらいのもの) 4分の3個
- 白ご飯 どんぶり人数分
- 万能ねぎ(小口切り) 好きなだけ
しょうが焼き用の豚肉を3等分にカットしておく
しょうが焼き用の豚肉を400g買ってきて、1枚を3等分にカットしました。
本場十勝の豚丼は豚肉だけをドーンと使って作られていますが、主婦の血が騒いでしまい、どうしても野菜を足したくなってしまいます。
ただのかさ増しのために野菜を入れてしまうのか、栄養バランスを考えて野菜を入れてしまうのか、その辺は自分でも定かではありません。
どうしても肉だけで完結できないのです。
ただの貧乏性でしょうか。
たまねぎを先に炒めて取り出しておく
直径8㎝くらいのたまねぎを4分の3使いました。
たまねぎをくし切りにして、フライパンで少し透明になるまで炒めていき、少ししんなりしたら一度お皿に取り出しておきます。
豚肉に火が通るまでしっかり炒める
カットしておいた豚肉をフライパンに入れて炒めていきます。
最初は弱火にしておいて、重ねて切った豚肉を1枚1枚ほぐしていき、バラバラに広げます。
お肉を広げたら火を強めてちょっと強めの中火で焼いていきます。
片面に軽く焦げ目がつくほど焼いたら、裏返してもう片面も焼きます。
焼いていくうちにかなりの量の脂が出てくるので、余分な脂をキッチンペーパーでふき取ります。
ここでキッチリふき取っておかないと、後々脂でギトギトになってたれがうまくからまなくなってしまうので、ここは端折らずにしっかりやっておきたいですね。
『十勝 豚丼のたれ』を豚肉に回しかけて煮からめる
『十勝 豚丼のたれ』を豚肉とたまねぎを炒めているフライパンにザーッと回しかけていきます。
フライパン3周分ほど入れました。
1瓶275g入りですが、5分の2、110gほど使ってました。
たっぷり贅沢に使うとおいしくなりそうですが、ちょっとケチってしまったような気がしました。
ビンに書いているレシピでは肉100gに対し、豚丼のたれ大さじ2杯が適量です。
大さじ1杯は15gなので、400gの豚肉を使って豚丼を作ると、豚丼のたれは120g使うとレシピ通りの味になります。
目分量で豚丼のたれを入れてみましたが、期せずしていい感じのたれの量になっていました。
フライパン3周分、ちょうどいいです。
たれを入れたらブクブク泡が立ってくるので、煮詰まりすぎないように気をつけながら全体にたれを行き渡らせ、煮からめていきます。
たれが煮詰まっていくにつれて、甘辛くていーい香りがしてきます。
豚肉の焼けた脂の香ばしいにおいと相まってメッチャ食欲そそるやつです。
だんだん煮詰まってきたたれが豚肉にからんで、おいしそうな照りが出てきます。
最後に先に炒めておいたたまねぎをフライパンに戻して、たれのからんだ豚肉とうまくなじむようにフライパンをあおっていきます。
たまねぎから余計な水分が出たらイヤなので、豚肉にたれをからめてしまってからの投入です。
全体にたれが行き渡ったら豚丼の具、完成です。
どんぶりに白ご飯を盛り、いい照りの出た豚肉とたまねぎをご飯の上にもりもりに盛りつけます。
メッチャ白ご飯合うやつやん。
フライパンの中に残った、豚肉のうまみたっぷりのたれを上からサーッとかけ、最後に万能ねぎを彩りよく散らしたらできあがりです。
豚肉にたれがからんで照り照りでおいしそう!
『十勝 豚丼のたれ』を使って作った豚丼は甘辛くてジューシー
豚肉に甘辛いたれがメッチャからんでおいしーーーい!
豚肉はやっぱり少し厚めのもので作って正解です。
よりジューシーさを求めるなら、焼き肉用の豚バラ肉を使ってもおいしそう。
でも、わたしのようなアラフィフになってしまうと、豚バラは脂が多すぎて2・3枚食べただけで胃がもたれてしまうので、しょうが焼き用のお肉がちょうどいい。
お肉に厚みがあるので、噛むたびにお肉の脂がジュワッと出てきます。
その脂とたれの甘辛さが絶妙にミックスされて本当にウマい。
お肉1枚でご飯何杯でもいけるわ。間違いない。
↓豚肉のおかずラインナップはこちら
イワシの蒲焼を作ってもウマい
『十勝 豚丼のたれ』は、甘辛い醤油味なので、もちろん魚にもいけます。
イワシの蒲焼を作るのにも便利。
【材料(4人分)】
- 十勝 豚丼のたれ(275g入り) 4分の1本分
- イワシの開いたもの 8枚
- 塩 少々
- 小麦粉 表面に薄くまぶす程度
イワシの両面に塩をふった後、水気をふき取る
イワシの両面に軽く塩をふり、5分ほど冷蔵庫に入れておきます。
冷蔵庫から出すと、イワシから水分が出てきているので、キッチンペーパーでしっかりふき取っておきます。
塩の量は本当に申し訳程度で大丈夫です。
まんべんなく塩をふってしまうと、たれとからんだ時に塩辛くなりすぎてしまいます。
イワシの両面に小麦粉をまぶし、フライパンで揚げ焼きにする
イワシの両面に小麦粉をまぶし、余分な粉ははたいて落としておきます。
フライパンに少し多めの油を入れ、粉をつけたイワシを重ならないように並べて揚げ焼きにします。
皮目のほうから焼いていき、カチッと固まってきたら裏返して身側も同じように焼いていきます。
余分な油を取り、『十勝 豚丼のたれ』をまんべんなく回しかけてイワシにからめていく
イワシに火が通ったら、余分な油をキッチンペーパーでふき取り、『十勝 豚丼のたれ』をイワシの上にまんべんなく回しかけます。
たれが煮詰まってきて泡立ってくるので、煮詰まりすぎないように少し火を弱めつつイワシの表裏まんべんなくたれをからめていきます。
豚丼の時と違って、イワシに小麦粉をふっているせいか、たれにとろみがつくのが早いような気がするので、火の強さを調節して焦げないように注意が必要です。
イワシに照りが出てきたら、火を止めてできあがりです。
自分でたれを作ると、先にたれをある程度煮詰めてからイワシを入れるので、思いのほかたれの量が少なくなってしまったり、焦がしてしまったり、いろいろやらかしてしまうんですよね。
『十勝 豚丼のたれ』を使ったら、たれをからめるだけでしっかりおいしいイワシの蒲焼もできてしまうので、もう本当に手放せません。
↓こちらもお肉料理の素で魚料理もおいしくできました。
『十勝 豚丼のたれ』アレンジの幅が広いので1本あると重宝する
『十勝 豚丼のたれ』を使えば、豚肉を焼いてからめ焼きするだけで、すぐに十勝名物のボリューミーな豚丼がすぐにできてしまいます!
醤油と砂糖ベースの甘辛いたれなので、鶏の照り焼きやブリの照り焼きもすぐできますね。
それこそ豚のしょうが焼きだってオッケー。
イワシの蒲焼にもグッド。
うなぎの蒲焼のたれが少し足りんなぁってときにも使えるかも。
醤油と砂糖といえば煮物なので、煮物にも使えます。
アレンジの幅が広いので、1本あると重宝しますよ。
自分でたれを作ると味が一定しないことが多いので、いつもたれの味見をしているうちにちょうどいい味が分からなくなってきがちですが、『十勝 豚丼のたれ』で一発解決です。
仕事から帰ってきてすぐにできるので、時短にもなります。
その上味もバチっと決まるなんて言うことなしですね!
『十勝 豚丼のたれ』忙しいあなたの助けになると思います。
ぜひお試しあれ。