とんかつを作る時、みなさんどうしてますか?
ただでさえ揚げ物って面倒なのに、カツやフライになるととたんに揚げ物のハードルが上がってやる気出ませんよね。
衣をつける前にまず塩コショウを振り、衣をつけるのに小麦粉→卵→パン粉の3段階のステップを踏まないといけないなんて、面倒の極み以外の何物でもありません。
味をつけたり衣つけたりで何回肉を表に裏にくるくるくるくるひっくり返さないといけないないのは手間ですよね。
しかし、そんな面倒なフライものが格段にラクになるものを見つけてもうかれこれ2年くらい愛用しているものがあるので、ご紹介しようと思います!
ラク揚げパン粉を買うきっかけ
スーパーで小麦粉を買おうとして棚を見ていたら、近くのパン粉コーナーに見慣れないパン粉を見つけました。
『ラク揚げパン粉』まず目についたのは、卵いらずという文字でした。
わたしの息子は卵アレルギーなので、唐揚げや肉や魚に小麦粉をサッとはたいてソテーすることはありましたが、カツやフライなど衣に卵を使わないといけないものはそれまで作っていませんでした。
まあそもそもフライを作るのが面倒くさいのもありますが。
わたしはそんなに料理が得意なわけではないので、ただでさえ卵が料理に使えなくてメニューがワンパターンになっていました。
そんな時に見つけたラク揚げパン粉。速攻で手に取っていました。
やったー!うちの夕食メニューにカツがとうとう仲間入りやね!
とんかつを作ってみる
下味をつけて、ラク揚げパン粉をまんべんなくつける
とんかつ用の安っすい肉をゲットして、肉の筋切りも面倒なので、ハサミでガンガン周りから筋をカットして、下味をつけました。
普通ならこのあと、小麦粉→卵→パン粉の順で肉に付けていかないといけませんが、このパン粉は肉にそのままつけていきます。
小麦粉、卵、パン粉をそれぞれ入れる入れ物もなくてすむので省スペースだし、小麦粉→卵の2段階すっ飛ばすことができるので、本当に衣をつける作業がラクです。
いつも衣をつけているうちに調理スペースに小麦粉やパン粉があちこちに飛び散ってメチャメチャ汚くなってしまっていたのですが、ラク揚げパン粉ならつけるのはパン粉だけなので、飛び散りも最小限ですみます。
今回は大きなお皿に肉を並べてパン粉をつけました。いつもはお皿を洗うのも面倒なので、ナイロン袋に肉を入れて、下味付けからパン粉付けまでやってしまいます。袋の中でパン粉をつけると手が汚れるのも少なくてすむのでいいですよね。
肉にまんべんなくパン粉をまぶしたら、上からギュッギュッと押さえてパン粉を定着させます。肉にサラサラっとまぶしただけではまばらにしかくっつかないので、ここは力いっぱい圧をかけてパン粉をくっつけます。
本当なら肉が持っている水分をパン粉が吸って、小麦粉・卵なしでもパン粉がくっつくんだろうから、しばらく定着させるためにそのまま置いておいた方がいいんでしょうけど、待てないので、力でどうにか剥がれないようにつけてしまいます。まさにパワープレイ。
少なめの油で揚げ焼きにする
パン粉をきっちりつけたら、フライパンに1㎝くらい油を入れて揚げ焼きにしていきます。
たっぷりの油で揚げたいのはやまやまですが、油がもったいないのと、いかんせんパワープレイでパン粉をくっつけているので、揚げ焼きくらいにしておかないと、パン粉が油に入れたとたんにパーッとはがれそうで心配だからです。
油の温度があまり熱くなりすぎないように中火くらいでじっくり両面を揚げていきます。
だいたい3分間ほど揚げたらバットに上げます。
わたしはいつも揚げ物をするときには、調理スペースが狭いので、油を切るバットを新たに出さずに魚焼きグリルの網の上にキッチンペーパーをガッツリ敷いてそこに上げています。
魚焼きグリルを使うと調理スペースの節約にもなるし、キッチンペーパーをキッチリ敷いておけば、グリルの網だけ洗剤で洗って、下のトレイの部分はそこまで汚れもついていないので、お湯で濡らしたキッチンペーパーでふき取ればキレイになるので意外とラクですよ。
ラク揚げパン粉は本当にラクだった!
とんかつを揚げてみて、パン粉もそこまでムラになることなく、キレイに揚がりました。
普通のパン粉で揚げたものとそこまで変わらないんじゃないかな。
パン粉がところどころ焦げているところがありますが、少なめの油で揚げ焼きにしているので、しょうがないのかなと思います。
食べてみても衣がサクサクに揚がっていておいしいです。なんといっても揚げたてはおいしいですよね!
仕上がりもよかったので満足なのですが、やっぱりとんかつを作る工程のラクさが半端ないです。
今まで作るのが面倒すぎてずっと敬遠していたフライものが食材にパン粉を直接つけるだけでいいし、さらに衣をつける工程が劇的に減るので、小麦粉・卵を入れる入れ物もいらないので洗い物も格段に減って、とんかつを作った後の片付けもラク、といいことづくめなので、フライものの出番がドーンと増えました。
本当にストレスなく揚げ物が作れるのでサイコーです!
ラク揚げパン粉のデメリット
パッケージにも書いてありますが、ラク揚げパン粉は食材の水分を吸って食材にパン粉がくっつくので、水分の少ないものは直接パン粉がくっつきにくくなります。
ピーマンとかツルツルしたものはパン粉が引っかからないので、食材にパン粉がくっつきませんでした。
油ハネしやすいイカやカキなども避けた方がいいようです。直接パン粉をつけてしまうとどうしても食材とパン粉の間にすき間ができてしまうので、直接油が当たる部分ができてしまい、とんでもなく油がはねてくるんだろうと思います。
このような時は、普段どおり小麦粉→卵→パン粉のステップを踏んだ方がよいようです。
この時に使うパン粉はラク揚げパン粉で大丈夫です。絶対直接食材につけないといけないものではないので、普通のパン粉としても使えます。
でもこうなるとラクさを求めているわたしとしては本意ではないので、使う食材はちゃんと選ばないといけません。
あと、どうしても食材に直接つけるタイプのパン粉なので、パン粉をまぶした後定着させるために上から手で押さえる必要があります。
手でギュッと押さえて潰れてしまう柔らかすぎる食材は向いてないようです。
やっぱり向いている食材は肉類。魚はアジフライとか白身魚のフライは肉よりは力いっぱいパン粉を押し付けられませんが、パン粉をつけたら少し置いてなじませることでギリセーフです。
↓ラク揚げパン粉でカキフライはやはり少しハードルが高かった…
フライを作るのが断然ラクになるので、ラク揚げパン粉はオススメ!
おいしく仕上がる食材は少し選びますが、フライものを作るのが煩わしかったのが全然苦にならなくなったのは大きいです。
準備に時間がかからなくなったので、時短にもなります。
どうしても育ち盛りの子どもたちは揚げ物が大好きなので、食卓に上がる回数が増えたのはやっぱりうれしいみたいです。
今までは唐揚げまででしたから、いろいろなタイプの揚げ物が出てきてテンション上がるというおまけつきです。
『小麦粉・卵いらず ラク揚げパン粉』、忙しいあなたにオススメです!