六花亭の『マルセイバターサンド』、みなさんご存じですよね。
北海道物産展がデパートやスーパーで開催されると、絶対にお見掛けする有名なお菓子です。
北海道のお菓子といえば『マルセイバターサンド』
バターサンドといえば『マルセイバターサンド』
間違いなく事実です。
あまりにおいしいので、お店で見かけると間違いなく手に取ってしまう。
そして無条件に買ってしまう。
条件反射ですよ。パブロフの犬ですよ。
それほど魅了されてしまっている『マルセイバターサンド』
たまにはゆっくり優雅にティータイムでも…
ガラにもなくおだやかな気分にさせてくれる、そんなお菓子です。
『マルセイバターサンド』とは
『マルセイバターサンド』名前の由来
『マルセイバターサンド』を作っている六花亭製菓は、北海道帯広市に本社を持つ1933年創業の老舗です。
六花亭の数ある商品の中でも、マルセイバターサンドは1977年から作られているロングセラー商品です。
『マルセイ』とは何ぞや？
そのヒントはパッケージの裏面にひっそり書いてありました。
十勝開拓の祖である依田勉三が率いる晩成社（依田牧場）が十勝で最初に作ったバター「マルセイバタ」にちなんだものであり、パッケージのデザインもマルセイバタのラベルを模したものなんだそうです。
晩成社の「成」の字を〇で囲んで『マルセイ』ということなんですね。
パッケージがレトロな感じなのは、マルセイバタが作られた当時のデザインをそのまま使用しているから。
先人へのリスペクトの精神が素敵ですね。
↓北海道十勝地方の名物、豚丼を自宅でカンタンに再現できます。
『マルセイバターサンド』の商品情報
六花亭専用の小麦粉でつくったビスケットで、ホワイトチョコレートとレーズン、北海道産生乳100％のバターをあわせたクリームをサンドしています。
【原材料名】
バター、小麦粉、レーズン、砂糖、乳加工品（生乳、砂糖）、ココアバター、卵、アーモンド粉末、ラム酒、リキュール、ブランデー、食塩、コーンスターチ、乳製品、ローマッセ、米粉、麦芽エキス、醸造酢/膨張剤、香料、植物レシチン（大豆由来）、トレハロース
バターがいちばん最初にきてますね。
バターたっぷり、リッチです。
【栄養成分表示 1個（標準35g）あたり】
熱量 168kcal
たんぱく質 1.9ｇ
脂質 10.2g
炭水化物 17.3g
食塩相当量 0.08g
1個あたりのカロリーは168kcal！
バターをふんだんに使っているし、チョコレートも入っているのでこのカロリーになるのは仕方がないですね。
1日で1箱食べきらないように気をつけないと。
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濃厚でリッチな味わいなのにしつこくない、絶妙なバランス
これですよ、これ！
まず、包みから出した時のボリューム感。
いつも「こんなに大きかったっけ？」と思いながら食べています。
こんがり焼き色のついたビスケットに厚み1㎝はあろうかというほどたっぷりサンドされたバタークリーム。
そしてバタークリームのなかにこれでもか、というほど入っている大粒のレーズン。
最＆高ですよ！
ビスケットの歯ざわりが絶妙で、しっとりしているのにサクッと感もあり、少し力を入れて持ってしまうとホロホロと崩れてしまう儚さもあります。
ビスケットのバターの風味もリッチだし、アーモンド粉末も入っているからか香ばしく満足感高めです。
そしてサンドされているバタークリームのおいしいこと。
北海道産生乳を100％使用して作られたバターに上品な甘さのホワイトチョコがミックスされたバタークリームなので風味もコクも豊かで言うことなしです。
ホワイトチョコの上品な甘みの中にも感じられるささやかなバターの塩味。
六花亭といえば、日本で初めてホワイトチョコレートを製造、販売した会社でもありますし、その歴史がウマいって物語ってますよね。
そんな風味豊かなバタークリームにラム酒のきいたレーズンがたっぷり。
しかもレーズンのひと粒ひと粒がしっかりシャキシャキしてるのにジューシー。
フレッシュ感すら出ています。
濃厚なはずのバタークリームがレーズンと一緒に食べると全然しつこくなくて、むしろあっさりに感じられるほど。
今回は冷蔵庫で冷やしていたものを食べたのですが、冷えたバタークリームも固めの歯ごたえでおいしい。
しかしそのバタークリームが口の中で温まって溶けてきたときの良きタイミングでほんの少し発生する塩味の絶妙なこと。
食べ進めていくうちに冷えていたバタークリームが室温で温まってきて、だんだん歯ごたえが柔らかくなってくるのもオツです。
ちょっとバタークリームが柔らかくなってきた頃がいちばんオススメなんですよ。
冷たい時よりバタークリームの風味やまろやかさが出てくるので、冷蔵庫で冷やしたものをゆっくり食べていくのが『マルセイバターサンド』のいろいろな面を楽しめるので大好きです。
香ばしいビスケット、コクのある上品な甘さのバタークリーム、ラム酒の風味豊かなジューシーな大粒のレーズン。
これらが三位一体となって口の中でクルクルクルクル踊るんですよ。
どれひとつ欠けてもマルセイバターサンドは成り立たない。
それほどの絶妙なバランスです。
ブラボー！
賞味期限が短いので食べきれる量を買った方がよい
『マルセイバターサンド』、賞味期限が製造日から9～10日間と短いです。
お店で購入するタイミングによっては、買ったらすぐに食べきってしまわないといけなくなるかもしれません。
知り合いにプレゼントするときは気をつけて。
日にちをしっかり確かめないとですね。
日持ちがしないせいか、マルセイバターサンドだけで個数違いの商品が何種類もあります。
| 個数 | 価格（税込） |
|---|---|
| 4個入り | 520円 |
| 5個入り | 680円 |
| 10個入り | 1,350円 |
| 16個入り | 2,160円 |
| 20個入り | 2,700円 |
| 30個入り | 4,000円 |
これだけの種類があるので、食べる人数と冷蔵できる環境かどうかを確認して個数を選んだ方がいいですね。
1週間前後で食べきれる量を考えて、人数にひと通り行き渡る程度、あまり張り切って大きなパッケージのものを買わないのが大事です。
家で食べる分には、冷凍保存しておけば何日間かは過ぎても許容範囲かな。
身体に異変が生じてもいけませんから、そのあたりの判断は自己責任でお願いします。
まあ、わたしは自分の鼻と味覚センサーに引っかからなければ食べちまいますけどね。
『マルセイバターサンド』で至福の時間を
『マルセイバターサンド』、さすが1977年から43年もの長きにわたって愛されているお菓子なだけありますね。
どうしてもレーズンバターサンドが食べたくて、いくつか試してみたりもしましたが、六花亭の『マルセイバターサンド』がベスト！
ビスケットの香ばしさとバタークリームのリッチな口どけ、ラムレーズンの芳醇でジューシーな味わいが本当に絶妙な神バランスで楽しめます。
昔は北海道物産展がないと手に入らなかったのですが、今は六花亭のオンラインショップもありますし、Amazonや楽天などでも手に入るので、ずいぶんと身近なお菓子になったもんだなぁとしみじみ。
ぜひ至福の時間を手に入れてみて下さい。
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