入り口すぐでいちばんに目に飛び込んできたたくさんのパンダ。
年中大人気のパック入りのパンダの杏仁豆腐ですが、これから夏に向かってさらにドーンと山積みされていました。
そしてその脇にいつもと違う丸い筒状のパンダ。
『飲む杏仁豆腐』
飲む…のか……
どうなんやろ。うまいんやろか?
パックの杏仁豆腐と何が違うんやろ?
気になってしょうがないので、飲む杏仁豆腐と普通のパック入りの杏仁豆腐をくらべてみることにしました。
カルディ『飲む杏仁豆腐』を飲んでみる
カルディ『飲む杏仁豆腐』とは
いつものパックの杏仁豆腐の陰にそっと積み上げられていた『飲む杏仁豆腐』。
ドリンクタイプのカップ入り杏仁豆腐です。
カップのフタがパッと見、パンダちゃんが麦わら帽子をかぶっているように見えて夏の風情メッチャ出してきてます。
パンダちゃんも飲む杏仁豆腐飲んでて超カワイイ。
1本あたり内容量は225g、カロリーは154kcal。
お値段は税込180円です。
『飲む杏仁豆腐』はさっぱりプルプルであっさり系
カルディ『飲む杏仁豆腐』、おいしくいただきたかったので冷蔵庫で冷やしてから飲んでみました。
カップを持つと中身の固形感を感じます。
液体なら中身がバシャバシャなりますが、もったりした手ごたえがあります。
付属のストローが太めなので、サラッとタイプの飲料じゃなくゼリータイプの飲料だなと察しました。
ちょっと中身をほぐすために2・3回軽く上下に振ってストローをさして飲んでみます。
…さっぱりしてウマい!
牛乳とココナッツミルクベースなのでもっと濃厚なのかと思ったらすごく飲みやすい。
飲んでいる間も杏仁豆腐特有の甘い香りがプーンと漂ってきます。
寒天で固めているので、食感はプルプルっとしながらもホロホロっと崩れやすくストローでも吸い上げやすい硬さです。
食感的には昔あった『ドロリッチ』みたいな感じ。
フルーティーな酸味も感じられ、思ったよりさっぱりと飲みやすい。
中身を器に出してみると、やっぱりあっさり系なのか、ゼリーに透明感があります。
杏仁豆腐そのものというよりも、杏仁豆腐と杏仁豆腐にかかっているシロップを一緒に混ぜ合わせて再び固めた感じの味わいです。
わたしはある程度の固形感が残っているのが好みなので、2・3回振って飲むのがいいですね。
たくさん振ればもっとふんわりジュレっぽくなりそうな感じ。
ゼリータイプの飲料なので、ちょっと小腹がすいたときにも好都合。
腹持ちがいいので、おやつにもいい感じ。
なにせストローをさすだけで飲めるというお手軽感。
お皿もスプーンも必要ありません。
洗い物が出ないのも『飲む杏仁豆腐』のいいところ。
夏の暑い時に冷蔵庫にストックしておけば、ワンアクションでサラッとデザート食べられちゃいますね。
↓さっぱり系デザートがお好みならこちらも
定番のカルディ『パンダ杏仁豆腐』を食べてみる
『パンダ杏仁豆腐』とは
『パンダ杏仁豆腐』は、カルディのランキングの上位にいつも入っている定番商品です。
パッと見、パック入りのドリンクかと思わせるようないでたちです。
パッケージのパンダちゃんのイラストがかわいい、ロングセラー商品です。
『パンダ杏仁豆腐』は、大きいサイズとミニサイズの2種類があります。
大きいサイズは1個当たり内容量は537g、カロリーは100gあたり150kcal、お値段は税込440円。
ミニサイズは1個当たり内容量は215g、カロリーは同じく100gあたり150kcal、お値段は税込194円です。
『パンダ杏仁豆腐 ミニ』はリッチで濃厚な味わい
こちらも冷蔵庫できちんと冷やしていただきました。
パックの上部をハサミでカットして、中身を出すとブリーンと1本四角い白い物体が出てきました。
絹ごし豆腐のような見た目です。
自分の好きな大きさにカットして食べます。
『パンダ杏仁豆腐 ミニ』はゼラチンで固めているので、『飲む杏仁豆腐』に比べてブリンブリンで弾力が半端ない。
杏仁豆腐を横からつついて揺らしても崩れることなく右に左に揺れる揺れる。
本場中国の杏仁豆腐がどんなものかは知りませんが、今まで食べてきた杏仁豆腐の概念が覆ってしまうほどの衝撃です。
ひと口食べても半端ない弾力は健在で、プリンよりもブリンブリンしています。
パッケージの杏仁豆腐の文字の横に「ぷるぷる とろりん なめらか あんにん」とルビがふってありますが、まさにこの通り。
ぷるぷるを通り越してブリンブリンですけどね。
舌触りはすごくとろーりモッチモチでなめらか。
ほのかに杏仁の甘い香りもして、ミルクも濃厚。
『飲む杏仁豆腐』に比べたら色も濃いです。ミルク自体も濃縮されてるんじゃないかって思うくらい。
リッチな味わいの杏仁豆腐です。
『パンダ杏仁豆腐』は、食べるときにお皿に出すなり、カットするなり少し手間がかかります。
しまいにはパックの上部をカットするのすら面倒になってしまい冷蔵庫のお飾りになることも多々あるのが難点です。
ミニなら思い切ってパックの上部だけをカットしてスプーンで直接いっちゃってもいいような気もします(行儀悪い)が、さすがに1本まるまる食べるのはキビシイ。
ミニの半分の大きさがあればいいのになぁ。切に願います。
『飲む杏仁豆腐』と『パンダ杏仁豆腐』はタイプが全く違う
『飲む杏仁豆腐』『パンダ杏仁豆腐』、両方を食べ比べてみましたが、味は全然違いました。
それぞれに適材適所があって、食べるシチュエーションも両者で全然違うと思います。
- 『飲む杏仁豆腐』 あっさりさっぱり 軽い口あたり→いつでもどこでも
- 『パンダ杏仁豆腐』 モチモチ濃厚 リッチな味わい →家でゆっくりと
『飲む杏仁豆腐』は、口あたりが軽くツルツルっと飲めます。
ゼリーの粘度がサラッと低めなので、ストローで飲みやすい。
味もさっぱりしているので、1本225g一気飲みしても大丈夫。
飲むのに特化した杏仁豆腐ですね。
ハンディタイプで持ち運びもしやすく、ストローをさせばすぐに飲めるので、アウトドアのお供にももってこいです。
いつでもどこでも、カジュアルに飲めます。
『パンダ杏仁豆腐』は、モッチモチで濃厚。
こちらは1本215gまるまる食べるとけっこうズッシリきそうな感じです。
1本全部食べると、322kcalとしっかりカロリーもあるので、モチモチプルプルで調子に乗って食べてしまうとなめらかなのど越しと裏腹に思いのほかカロリーをゲットしてしまうので注意です。
器を用意したりカットしたり、食べるまでに準備が必要なので、家でゆっくりおやつタイムに食べるのにピッタリです。
一度鍋で溶かして自分の好きな器に入れて再び冷やし固めることもできるので、ひと手間加えて自分好みにアレンジしても楽しいですね。
さっぱりした味わいが好きなら『飲む杏仁豆腐』
夏に向かって冷たくおいしい杏仁豆腐。
『飲む杏仁豆腐』『パンダ杏仁豆腐』どっちもおいしいし、同じ杏仁豆腐と名前はついていますが、全然タイプの違う杏仁豆腐なので、その時の気分によって選んでも楽しいです。
わたし自身は、夏はあっさりしたものが食べたいので、『飲む杏仁豆腐』の方が好きですね。
あっさりさっぱりした口あたりと適度にホロホロっと崩れる食感が夏にピッタリ。
さらに、なるべく手軽に済ませたい気持ちがかなり強いので、やっぱり洗い物が出ないっていうのはデカいですよ。
冷蔵庫に常備しておくだけで、ちょっと小腹がすいたときにすぐ杏仁豆腐食べられちゃいますからね。
何かと面倒くさがりなら『飲む杏仁豆腐』いいですよ。