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味の素、大阪王将、トップバリュ、3種類のギョーザを食べくらべてみた

毎日ご飯の献立を考えるのが面倒だなあと思ったことはありませんか?

わたしはそもそもご飯を作るのがそんなに得意な方ではないので、いつもメニューを考えるのに頭を悩ませます。

そんな時はお惣菜やちょっと家で手を加えれば出来上がるおかずを買って食卓に出すという選択肢もアリですよね。

そんな時にとっても助かるのが冷蔵や冷凍タイプのギョーザです。

冷凍ギョーザを食卓に出すのは手抜きだとかなんとかいう話題で世間は盛り上がっているようですが、おいしいものに罪はありません。

子どもたちが小さい時はギョーザづくりはイベントだと割り切って休日に家族で作ったこともありましたが、子どもたちが大きくなってしまってからはもう何年も手作りギョーザなんて作ってません。

家族4人でギョーザを食べたら、すぐ100個なんてペロリなのに、働き手の子どもたちもそれぞれ忙しくなった今、ひとりで黙々とギョーザ作りなんてちっともモチベーション上がりません。

ラクでおいしいならそれがいちばん。

どうせならさらにおいしいギョーザを食べたい。ということで、市販のギョーザを食べくらべてみました。

味の素、大阪王将、トップバリュ、3種類のギョーザを食べた感想

今回、冷凍ギョーザ2種類とチルドギョーザ1種類を食べてみました。

冷凍は、味の素と大阪王将。チルドはトップバリュのものです。

味の素の冷凍ギョーザは肉汁がスゴイ

味の素ギョーザパッケージ画像

味の素の冷凍ギョーザは1パック12個入りで、近所のスーパーで税込213円で購入しました。

4個入り×3列の小分けにもできるので、少しずつ食べたい人にも便利です。

実際に袋を開けてビックリ!

ギョーザの底面にメッチャ分厚い衣的なものが付いていて、ひとつひとつの形が四角い印象です。

普段見るギョーザの形とは実に違うので、最初はなんだこれ?と思いましたが、この底面の分厚い衣がギョーザの羽根の素のようです。

味の素ギョーザ12個をフライパンに並べてセットしている画像

味の素のギョーザは、まだフライパンが冷たいうちに並べてしまいます。

先に火をつけてしまうと熱で羽根の素がすぐに溶け出してしまいますから注意です。

味の素ギョーザをフライパンで焼き、羽根のところが焼けて茶色になっている画像

火をつけたら、フタをして焼きます。

火をつけるとギョーザの底面羽根の素が溶け出してきて、水分が出てきました。

5分ほどそのまま焼いて、フタを取って水分を飛ばすうちにギョーザのまわりに羽根ができてくるので、羽根にいい焼き色がつくまで焼いたら完成です。

便利ですね!水溶きの小麦粉をいちいち作らなくても並べて焼くだけできれいな羽根つきのギョーザが焼けました。

味の素ギョーザこんがり焼けてお皿に羽根を上にして盛りつけた画像

実際に食べてみると、すごくジューシーです!

ひと口食べた瞬間にジュワッと肉汁が広がります。

原材料名を見ると豚脂が入っているようなので、そのおかげか肉汁ドバドバです。肉汁祭り!

肉汁が多めなので、ギョーザの味自体はマイルドに感じます。

羽根はパリパリで香ばしく仕上がっています。ギョーザの皮自体は薄めの感じなので、羽根のパリパリ感が際立ってよいです。

ちなみにタレはついていません。

でも、お肉の味がしっかりしているので、タレなしでも十分においしいです。

大阪王将の冷凍ギョーザは羽根が大きくてパリパリ

大阪王将餃子のパッケージ画像

大阪王将の冷凍ギョーザは1パック12個入り、税込192円で購入しました。

こちらも4個×3列なのですが、トレイは小分けできません。

大阪王将、袋から出してトレイに入っている状態の画像 たれ2袋付き

これまた袋を開けてビックリ!

味の素のギョーザよりさらに分厚い羽根の素がついていて、外見はもうほぼ衣です。

トレイから1個ずつ出すときにギョーザが真っ白で四角い。

取り出した時、思わず会社のハンコかなって思ってしまいました。

大阪王将餃子をフライパンに12個並べた画像

こちらもフライパンに火をつける前にギョーザを並べますが、火をつけたあとフタをする必要はありません!

フライパンのフタは大きいので、洗うのが地味に面倒なんですよね。

フタいらずでギョーザが焼きあがるのはポイント高いです。

大阪王将餃子をフライパンで焼いている画像 羽根のところが円状になり沸騰して泡立っている

羽根の素がたくさんついているので、味の素より水分が多めに出てきました。

フタをしていないので、しっかり上から焼いている状況を確認できるのもいいですね。

羽根がこんがりキツネ色になるまでじっくり水分を飛ばしながら焼いて、羽根がパリッとしたら出来上がりです。

大阪王将餃子焼きあがって羽根を上にしてお皿に盛りつけた画像

大阪王将のギョーザは少し皮が厚めでもっちりしています。皮にも塩味がついているようです。さらに皮にうま味も感じます。

ギョーザを焼く前の姿がほぼ衣だったので、焼いてしまうと立派な羽根ができました。

羽根のパリパリ感が半端ないのと、皮自体も最初の歯ごたえはパリッとしています。噛んでいくうちに皮のもっちり感が出てきます。

大阪王将はタレが2袋付いていました。タレは酸味が強めです。

肉汁と合わさると酸っぱさがマイルドになるので、だんだんちょうど良い味になってくるのですが、最初のひと口目はかなり酸っぱいです。

トップバリュのチルドギョーザは野菜多めでヘルシー

トップバリュ餃子パッケージからトレイを出したところの画像

トップバリュのチルドギョーザは1パック20個入り、税込170円で購入しました。

こちらのギョーザはいちばんリーズナブルなのではないでしょうか。

1パック12個入りのギョーザが多い中、ダントツの20個入り。なのに安い!

実は質より量を重視する我が家では、トップバリュのチルドギョーザがいちばん出番が多いです。

トップバリュのチルドギョーザには普通の餃子とにら餃子の2タイプあります。

うちの家族はにらの方が野菜感があって好きなので、いつもにら餃子の方を買っています。

水なしでも焼けると書いてありますが、やっぱり皮に生のところがあるとイヤなので、最後は差し湯をしてしっかり蒸し焼きしています。

わざわざ羽根を作ることはしないので、よくあるふつうのチルドギョーザの焼き上がりです。

トップバリュ餃子焼きあがり画像 底を上にして盛りつけている

味の素、大阪王将のギョーザとくらべると、いちばん皮が厚めですが、食感はチルドにありがちな感じで、そこまでもっちりしているわけでもなく、いちばん皮の感じはショボいです。

でも、にら餃子とうたっているあたり、野菜感はバツグンでした。

野菜が大きめに切ってあるので、野菜の歯ごたえが感じられて、もしかしたらいちばんヘルシーかもしれません。

実際確認してみると、味の素と大阪王将のギョーザが1個当たり45~46キロカロリーなのですが、トップバリュは1個当たり29.6キロカロリーとダントツにカロリーが低いです。

肉汁がドバッと出てくることはありませんが、味も悪くありませんし、量食べてももたれません。

タレも2袋付いていますよ。

大阪王将のギョーザは羽根がパリパリで本格的、フタいらずで作るのもラクでおすすめ

大阪王将餃子1個を箸上げして断面を見せている画像

味の素、大阪王将、トップバリュと3種すべてを食べくらべてみて、家族にいちばん好評だったのは、大阪王将のギョーザでした。

羽根のパリパリ感がいちばん強くて香ばしさがよかったのと、お肉もほどよくジューシーで食べた感じの全体的なバランスがいちばんよかったです。

作る方からしても、フタなしで焼けるのはラクなので、非常にポイント高いです。

フライパン1つ用意するだけで、こんな本格的なギョーザが食べられるなんて、本当にありがたい。

味の素のギョーザは肉汁の量はダントツで多くておいしかったのですが、ジューシーがゆえに、アラフィフのわたしにはいかんせん重く、2・3個食べるのが限度でした。

すぐ胃もたれしちゃうんでね。なかなかキビシイです。

お肉感が強いので、肉好きの方は味の素がいちばん人気かもしれませんね。

意外な伏兵はトップバリュです。

やっぱり20個入りで170円。コストパフォーマンスの高さは伊達じゃない。

味の素や大阪王将を3パック買うよりトップバリュを2パック買った方がギョーザの個数が多いですからね。

お肉より野菜の食感がしっかりあるので、あっさりした味わいが意外と息子に好評でした。

安くて量をたくさん食べたい時にはトップバリュを選ぶとちょうどいいかも。

でも結局いちばんおいしかったのはどれかと言われたら大阪王将のギョーザですね。

あの羽根のパリッパリ感を是非に味わっていただきたい。

ギョーザを並べて火をつけるだけでウソみたいに簡単にできるし、心から試してみてほしいです。