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不登校

中学不登校でも高校には進学できる

中学1年を不登校気味で過ごし、中学2年を不登校で過ごした息子。

なんとか中学3年に進級できました。

中3といえば高校受験。

不登校でも行ける高校はあるのか?

結論から先に言うと、

高校には行けます。

 

https://micantanblog.com/long-absence-junior-high

 

https://micantanblog.com/reasons-absence-junor-high

 

中学3年で学校に行けるようになったきっかけ

中学2年のある日、この先どうするか話し合ったとき、息子はやはり高校に進学したいと言いました。

実はわたしたちの住む福岡県は、受験の際に提出する調査書が、3年生の時の成績だけで書かれることを知りました。

それならば、1.2年生の成績は関係ない!

これから3年生の1年間だけでも頑張ったら十分挽回できるのではないか。

3年生は頑張って学校に行ってみるか!

という結論に達し、本人も納得したので、4月から学校に行くことに決めました。

息子をいじめていた子とはこちらがお願いしていたこともあってか、ちゃんと別のクラスになっていたので、少し安心しました。

とはいえ、ずっと登校していませんでしたから、さすがに学校に行きづらそうだったので、朝の登校時はわたしが車で送ってあげることで、どうにか行ってもらうことにしました。

3年生の担任は、こちらも学校側が配慮してくださったのか、2年生の時の担任と同じでした。

2年生の時は結局学校には行けませんでしたが、息子は意外と先生のことを慕っていました。

なぜなら、先生は上から押し付けるタイプの先生ではなく、同じ目線で話してくれる先生だったからです。

息子に電話をかけてきた時も、頭ごなしに「早く学校に来い!」とか言う人ではなく、世間話とか好きなゲームの話、マンガの話、そんな話をしてくれる先生だったので、安心できたのかもしれません。

いわゆる体育会系の先生が息子の天敵といっても過言ではなかったので、担任が先生だと知って3年生は無事に過ごせそうな気がしてわたしもホッとしました。

中学3年生の時、息子が努力したこと

本当に高校に進学したかったのでしょう。

息子は頑張りをみせました。

  • 早退、保健室登校がありながらも、ほぼ毎日登校した。
  • 塾での学習を復活させた。

早退、保健室登校がありながらも、ほぼ毎日登校した

2年生のときは、完全に不登校だったのに、ほぼ毎日学校に行けるようになりました。

しかし、原因不明の微熱はまだ続いていて、決して体調が万全になったわけではないのですが、本人の頑張りのみでどうにかなっていました。

久しぶりの学校だったので、6時間授業はキツかったらしく、たまに早退したり、早退しなくてもお昼からは保健室にいることも多かったです。

教室に入れない日もあったようで、別の教室で自習することもありましたが、あんなに家から出られなかったのに登校できることに驚きました。

塾での学習を復活させた

1年生のとき、不登校になる前に少しだけ通っていた塾に、夏期講習くらいからまた行き始めました。

昼間学校に行って、夜も塾で勉強とか、体力的に大丈夫なのか少し心配でした。

不登校の時に家で勉強できると思われるかもしれませんが、学校を休んでいるときは、本当に消耗してしまっていて、家で勉強なんてできる状態ではありません。

当然、学校に行っていないときの授業内容はまるっと抜け落ちているので、テストの結果は惨憺たるものでした。

息子は大学に行きたいと望んでいるので、ある程度学力を復活させないと高校進学もマズいレベルだったので、塾を復活しました。

大学進学を希望していたので、全日制の高校を選ぶ

3年生になってからほぼ毎日学校には登校できているので、幸いなことに他の子たちと同じように公立高校、私立高校を選ぶことができました。

そして努力の甲斐あって、学区の中堅どころの公立高校にギリギリ合格できる程度の学力を身につけることができました。

志望校を最終決定する12月の頭の三者面談のとき、その中堅高校を第一希望にしていたのですが、先生に正直ギリギリだと、もうひとつレベルを下げた方がいいんじゃないかと提案されました。

息子の志望している高校は、学区の中でいちばん志願倍率が高く、毎年2倍以上ある学校です。

学力の面ですでにギリギリのところにいるのですから、内申点も考慮されるとかなり危険な状況にあることは間違いありません。

でも、先生の薦めてくれた高校は、大学進学実績を見ると本当に少なく、大学進学を希望しているのにこれは相当高校で努力しないと厳しいのではないか、と考えました。

一方私立高校は、学力検査と面接があるので、面接を乗り越えることができれば合格できるだろうということでした。

内心、下の子もいるし、お金がまだまだかかるから、できれば公立高校に進学してほしいのはやまやまでしたが、息子自身が先生が薦めてくれた高校ではなく、ダメもとでも自分が行きたい公立高校を受けてみたいと言いました。

それだけ強い思いがあるのなら、下手にレベルを下げたところで、自分の本意ではない高校に受かっても納得いかないだろうと思いました。

のちのち、やっぱりあの時自分の行きたい高校にチャレンジしておけばよかった。もしかしてギリギリで受かったかもしれないのに…と後悔することになりがちです。

挑戦してみないことには始まらない!受かればラッキーだし、公立が受からなくても私立が受かれば私立に行ければいいや。という気持ちで息子の志望する全日制の高校で志望校を決定しました。

高校受験の結果は?

2月の初めに私立高校の試験、3月上旬には公立高校の試験がありました。

結果は…

私立高校合格です!

残念ながら公立は不合格でした。

やっぱり、息子の志望していた高校はレベルが高かったです。

しかし、無事に高校生になれることが確定しました。

ほっと一安心です。

子どもにあった高校を選ぶのは難しい

中3になって鬼の頑張りをみせた息子。

無事に高校合格を果たしました。

手厚い指導の私立高校に行くことになりましたが、これが吉とでるか凶とでるか。

不登校の悩みもこれで終わりかと思いきや…

そうは問屋が卸しません!

ひとつ言えることは、

大学進学にとらわれて、志望校選びを間違ったかな。

あれだけ不登校時代、みんな大変な思いをしてきたのに、まだ息子に寄り添い切れてなかったんじゃないかと思います。

もっと子どもの性格をよく考えて学校選びをする必要があったのでは?

意外と安易に高校を決定してしまったのですが、全日制のほかに定時制もあれば通信制もある。

もう少しいろいろな角度で吟味して高校を選んでもよかったのかな。

反省しきりです。

 

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