息子がとうとう大学生になり、娘もとうとう高校生になり、2020年が明けてからはバタバタと忙しい日々でした。
娘は中学校生活をひょうひょうと過ごし、勉強もそつなくこなし無事に公立の高校に進学できました。
入学するなり新型コロナウイルスの影響でずっと高校にも行けなかったのですが、それも少し落ち着いてきてやっと高校が始まりました。
そしてわたしも少し落ち着いて高校受験から入学までにかかった費用を振り返ってみたら、公立高校でもかなりお金がかかりました。
息子の大学の費用も同時にかかり、大学の費用は半端なく高額だったこともあり、娘の高校の費用は少額だと錯覚しそうになりましたが、公立だからといって気を抜いちゃいけないのです。
高校受験時にかかった費用
娘の高校受験で実際にかかった費用は63,530円でした。
高校によって金額は変わってくるので、だいたいの目安にしてもらえるとありがたいです。
高校の受験料
公立と私立を1校ずつ受験して、合計17,430円払いました。
- 公立高校の受検料 2,100円
- 私立高校の受験料 15,330円(手数料330円込み)
公立の受検料は安いですね。
2,100円とあまりにお安いので、思わず何度も中学校からもらってきたプリント見返しまくりです。
息子の私立大学の受験料なんて1校につき30,000円くらい払っていたので、公立高校の受検料を聞いたときには神かと思ってしまいました。
入学金
入学金関係のお金は合計46,100円でした。
- 公立高校の入学料 5,550円
- 私立高校の入学申込金 40,550円(手数料550円込み)
私立高校は合格発表後、10日以内に入学申込金を払っておかないといけません。
入学申込金を払っておかないと、入学申込は取り消されてしまいます。
一度払い込んだ入学申込金はその高校に進学しなかったからといって返ってきません。
試験に受かるか受からないかのギリギリのところだったら保険のために4万円を払うのも致し方ないと思うのですが、娘の場合は公立高校には合格できそうだったので、4万円を払うのがすっごく惜しく感じてしまいました。
もし公立高校に合格できなかった時は、私立高校の残りの入学金(施設費など)を払って入学手続きが完了します。
施設費は高校によって違いますが、だいたい20万円かかります。
公立高校の合格発表の日が私立高校の施設費の振込期限日なので、公立の合格発表を見に行ったその足で銀行に寄って私立の振込をしないといけなくなってしまいます。
息子の時はそうでした。
今は合格発表はウェブ上で見られます。
結果が分かってから家を出発できるので、以前ほどはバタバタしないかもしれません。
高校入学準備にかかった費用
高校入学準備にかかった費用は全部で約241,000円でした。
その内訳を書いていきます。
さらにスマホも契約しました。
スマホは毎月使用量と機種代を払っていくタイプなので、こちらの金額には含めていません。
https://micantanblog.com/softbank-smartphone
学業に関する費用
校納金と入学一時金と、半期分の課外費を振り込みます。
校納金にはPTA会費や生徒会費、積立金などが含まれます。
合計82,560円支払いました。
- 校納金プラス入学一時金 74,430円(手数料550円込み)
- 課外費 8,130円(手数料330円込み)
入学一時金が思いのほか高くてビックリ。
娘は普通科ではないので、3万円ほど多くなっています。
ハッキリ言って予想外です。
課外費とは毎日1時間目の前、すなわち0時間目に行われる授業に支払うお金です。
朝課外は少し前までは強制だったのですが、最近参加するかどうかを選べるようにはなりました。
でも、実質ほぼ100%参加しているみたいです。
ひとりだけ課外を受けない選択をするのはかなり勇気がいりますよね。
選択制の意味なしです。
教科書・制服代
合格発表後に行われる入学説明会の時に、教科書販売と制服採寸や体操服などの販売があります。
かかった費用は全部で約115,500円でした。
内訳は以下の通りです。
品名 | 金額 |
---|---|
教科書代 | 約40,000円 |
通学バッグ | 約7,000円 |
冬制服 | 約25,000円 |
夏制服(上衣2、スカート1) | 約15,000円 |
冬体操服(ジャージ上下1、帽子) | 約9,500円 |
夏体操服(シャツ2、短パン2) | 約10,000円 |
靴(上履き1、運動場用1、体育館用1) | 約9,000円 |
娘の場合は、息子の電子辞書があるので、新たに買わずに済ませましたが、電子辞書を持っていなければ、さらに35,000円ほどかかります。
電子辞書は学校の物品販売の時に売っているので、その場で買ってもいいのですが、特に学校指定ではないので、家電量販店などで買っても問題ありません。
夏の制服と体操服は、お金の面で考えたら1枚で済ませたいのはやまやまですが、汗もかくし洗い替えはやっぱり必要なので、体操服は上下2枚ずつ、制服はとりあえず上だけ2枚買っておきました。
入学説明会のときにいくら持っていけばいいのか全然知らなかった上に、制服代は引き渡しの時に払うんだと勝手に思い込んでいて、お金は5万円しか持っていませんでした。
夏の制服代以外はどんどんその場で払っていくので全然手持ちのお金じゃ足りません。
物品販売の途中で娘を置いてそっと学校を抜け出し、速攻で近所のATMでお金を調達する羽目になってしまいました。
こんなことになったら恥ずかしいので、お金は多めに用意しておかないといけませんね。
そして教科書が異常に重い。
私立高校は教科書の宅配サービスがあったのになぁ…
重すぎて腕の血も止まるかと思いました。
大げさじゃなく、キャリーケースは絶対持って行った方がいいですよ。
通学定期代
通学定期代は1か月分で約6,500円です。
通常なら入学説明会の時にもらった定期券申込書に必要事項を記入して学校に提出します。
入学式の日に学校の証明印が入った定期券申込書が返され、JRならば職員の方が学校で引き換え対応してくれるので、学校で定期券を現金で購入します。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で全く学校に行けなかったので、定期券も購入していませんでした。
緊急事態宣言が解除になって学校の再開が決まってから定期券申込書を駅で引き換えてもらいました。
普段ならまずは3か月分買うのですが、いつまた第2波が来るやら分からず安心できないので、とりあえず1か月分だけの購入です。
公立高等学校学生補償制度の傷害保険加入代
学校から配布されていたPTAの傷害保険に入りました。
3年間で掛金36,000円です。
月に1,000円だし、中学校の時の保険も切れているので新たに入りました。
こちらの保険は3年分の掛金一括払いのみなので、最初にドンと払わないといけないのがツラいところです。
入学してから毎月かかる費用
公立高校の授業料は毎月9,900円です。
授業料は国の就学支援金があるので、世帯年収が910万円未満ならば実質無料になります。
授業料のほかには校納金を納めないといけません。
校納金は学校によって違いますが、娘のところは毎月13,500円です。
授業料は無料ですが、校納金は別にちゃんと払わないといけないんですね。
私立高校に比べたら半額以下とお安いのですが、地味にお金がかかります。
公立高校でも入学までにかなりお金がかかる
公立高校だから費用も安く済むだろうと思っていたのに、フタを開けてみたら受験費用と入学準備費用を合わせて約30万円もかかってしまいました。
意外とかかりますね。
息子の大学進学費用も重なってしまったので、本当に右から左にお金が飛んでいきました。
銀行残高がどんどんどんどん減っていくのは精神衛生上本当によくないです。
いざ高校入学時に焦らないように、お金の準備は計画的にしておきたいですね。