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不登校

公立の通信制高校に決めた4つの理由

高校2年の夏休み明けから不登校で学校に行けない生徒たちが通う学習支援センターに通い始めた息子。

学習支援センターに通える期間は6か月。

ちょうど3年生に進級の時期と重なりました。

決断の時が迫ってきていました。

 

不登校になっても高校を辞めずに勉強を続けられる施設がある晴れて私立高校に進学した息子。 1年生の頃は、慣れないながらもどうにか毎日登校していました。 しかし、2年生に上がってからと...

 

学習支援センターの支援期間は6か月

冬休み明け、改めてセンターの先生から今後の進路の希望を尋ねられました。

息子の心はすでに決まっていたようです。

復学はしない。通信制に替わりたい。

学校に戻るのがイヤな理由は、

  • クラス替えがほぼなく、持ち上がりで今さらクラスになじめない
  • 朝補習に耐えられない
  • 勉強にもついていけそうにない

ということでした。

わたしもそれについてはほぼ同意だったので、通信制高校を探すことにしました。

 

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息子、公立の通信制高校を選ぶ

通信制高校には、公立、私立とありますが、何校もパンフレットを取り寄せ検討した結果、公立の通信制高校を選びました。

その理由は、以下の4つです。

  • 公立の通信制高校に編入ではなく転入できると知った
  • 自宅から一番近い
  • あと1年だけ通えばいいので自己管理できると思った
  • 費用が安い

公立の通信制高校に編入ではなく転入できると知った

編入とは過去に高校に入学したことがあり、そこを退学した人が再びいずれかの高校に入ることをいいます。

転入とは高校に在学中の生徒が他の高校に入ることをいいます。

高校を転校するということですね。

一般的に公立高校への転入の条件は厳しいとされていますが、わたしの住む地域の通信制高校の転入学条件が緩和されたらしく、不登校の生徒も転入の対象になることを聞いたのです。

編入だと一度高校を退学することになりますが、転入だと転校扱いになるので、小さなことかもしれませんが、将来履歴書を書く時などに『○○高校中退』と書かなくてもよくなります。

将来高校中退とかそんなに関係ない時代になるかもしれませんが、やっぱり少しでもマイナス要素は取り除いてやりたい。

高校中退にならなくてよい選択肢があるのに、わざわざ選ばない理由はないですよね。

自宅から一番近い

これが意外と大事な気がします。

ただでさえ学校に行くのが億劫になっているのに学校が遠いとそれだけでもう行きたくなくなりますよね。

電車の乗り換えも必要なく一本で行けるところにちょうど公立の通信制があったので、非常に便利がよかったのです。

通学にかかる時間も、今までの高校は片道50分かかっていましたが、公立の通信制高校は乗り換えなし、駅から歩く時間込みで片道25分ほどで着いてしまいます。

今までの半分の時間になるし、いつ乗っても混んでいる電車の乗車時間も10分程度ですむので、本当に楽になると思いました。

あと1年だけ通えばいいので自己管理できると思った

息子の頑張りもあって、無事に1単位も落とすことなく2年生までの単位は全部取れていました。

あと1年頑張れば晴れて卒業できるし、空いている時間で受験勉強ができると思ったので最低限の労力で行ける学校がいいと考えました。

通信制はレポートが計画通りに提出できなくて挫折する人が多いということですが、あと1年だったらレポートの自己管理もできるだろうとも思いました。

費用が安い

やはり、公立は他の私立と比べてダントツに費用が安いです。

授業料は就学支援金により実質0円になるので、入学金、教材費、生徒会費など合わせて1年間5万円もあれば足りてしまいます。

今まで通っていた高校の学費が就学支援金分を引いて月に35,000円ほどだったので、今までの1か月半ぶんの学費を払えば、公立の通信制に1年間通えてしまうんです。

本当に安すぎて、思わず学校に確認したくなるくらいのレベルです。

私立の通信制高校は、学費が公立と比べたらグンと高額になります。

普段の通学は近隣のキャンパスに通えばよいのですが、年に1回ほどのスクーリングが沖縄や屋久島などかなり遠くまで行かないといけない学校が多かったので、それもかなり億劫だし、費用もさらに別途かかるのがネックでした。

年に1回とはいえ、絶対行かないといけないスクーリングがそんなに遠方だなんて、ビックリ以外の何物でもありません。

修学旅行気分で楽しいし、その時にしか会えない人にたくさん会えるのも楽しいのかもしれませんが、それはコミュニケーション能力の高い人がそう思うのであって、息子のようなコミュニケーション能力低めの人にはシンドイ一日になるのではないでしょうか。

行ったこともない土地に見ず知らずの人たちと一緒に行ったところで、気を遣うばっかりで何が楽しいのかさっぱり分かりません。

それなら最初から一人旅の方が断然楽しいですよね。

そんなに楽しくなさそうなスクーリングにお金を使うくらいなら、費用の安い公立の通信制高校に行って、無駄なお金を使わない方がいいんじゃないかと思いました。

まとめ

わたしたちは高校にあと1年通えばよいということもあり、なるべくコスパのよいところを選びましたが、人それぞれ重視するポイントは違うと思います。

とりあえず高校卒業資格が欲しいのか、なるべく自宅学習重視で勉強したいのか、学習のペースをつかむためにある程度通学した方がいいのか、自分の興味のある専門教科を勉強したいのか、資格取得に力を入れたいのか。

いろいろな私立の通信制高校のパンフレットを見るとすごくキラキラした学生生活を送れそうな錯覚を起こしてしまいますが、そもそも学校に行けないのに、急に週の半分以上出席しないといけないクラスを選んでしまったりとか、学校のみんなと一緒に学校生活をエンジョイしようなんて、ハードル上げすぎですよ。

一度にたくさんのことを求めすぎると失敗するのがオチです。

無理なく通えて、必要な単位をしっかり取れて、安くて近いならそれがいちばんですよ。

 

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